half36

リタイアゴルファーが思い付きました

我慢と限界のTレンタカー

コレは言葉文字にして置かないとイケナイと思う事がある。

我慢と沈黙の思慮を超えて敢えて言わねばならぬ勇気である。

短慮短気だろうか?と逡巡する。


嫌な事実が起きる前に教えられる危機感だろうか?

俗に言うーー嫌な胸騒ぎであるが、

零細経営者が敏感に感じる不良債権臭や不意に訪れる不安感である。

引退後は不良債権より身体事故に研ぎ澄まされた第六感が来る。


自分一人でなら気をつけよう!用心しなければ!で済むが、

相手がいる時は言えば言ったなりに嫌な思いをするから問題がある。

利害関係なら感が当たっているか?とニヤリ傍観する事にしているが、

友人知人なら言わずに付き合いを用心する。


宮崎事故も酔人でも口頭注意していればと悔いを残したので、

これからはその場を離れるか?摩擦覚悟で言葉に出す事にした。


今回は静岡空港でソレをレンタカーで感じた。

静岡空港が国内線施設を増改装したらしく綺麗で大きくなっていた。

ゴルフバックと手荷物を受け取って出口から出ると、

到着一便目が札幌便だったらしく、

空港や県の方々がお出迎えセレモニーをしていた。

「ハガキ・ウエットテッシュ・ボールペン・ポストイットメモ」を貰って、

機嫌良くいつもより遠くになったレンタカー窓口に向かった。


同業が並ぶカウンター内に予約したTレンタカーに不機嫌な顔が一つあった。

何かあったのかな?と周りを見渡してみると、

向かい側の国際便入り口前の手荷物検査コーナーが長蛇の列である。

あは〜んーーコレとトラブルかな?

上司と部下の業務上かな?

幸い不機嫌な顔ではなく上司らしき方が対応してしてくれた。

いつも通りに用心深く保険加入と支払いを済ますと、

不機嫌顔が車までの案内に出て来た。

チョット嫌な感じだなぁと思わさせる態度である。

妻に小さなキャリーバックを二つ引かせて、

自分はゴルフバックを二つ両手で引きながら、

空港屋外遠くにあるレンタカー置き場に向かった。

不機嫌顔はお手伝いしますもなく、

手持ち書類をブラブラさせながら小柄な夫婦を見下ろしている。


コイツ嫌な奴だなーー次回はNレンタカーにしようと誓った。

両腕が痺れる頃にレンタカー置き場に着いた。

ビッツなど小さな車を予約したはずだがカローラがあった。

違うと思うと言うと同じ1300クラスだと言う。

キャリーバック二つとキャディーバック二つを自分でトランクに入れて、

室内に座ると差し込みキーの車である。

古い車ですねーーナビは大丈夫ですか?と訊くと〇〇年登録だと言う。

切れそうになったが無事の御礼参りと塔婆供養のお寺参りの旅の始まりである。

外装チェックして内装装備をチェックすると灰皿ポットが置いてあった。

禁煙車予約の筈ですがーーと言うと、

ANA Web代理の申し込みですね!代理店が間違ったのですね!と言う。

ここまでだな!これ以上は我慢する必要はないと腹を括った。

いつもなら!得意の怒号と脅しで向かって行くが、

冷静に論と理を持ってチェンジして下さい!と譲らなかった。

まず、帰宅後調べるが代理店ミスかTレンタカーミスか当方ミスか調べるが、

旅始まりで驗が悪い!のモンスタークレイマー論法である。

すると本当にタバコは吸わないのか?の逆反論である。

吸わない!この空港に当確車が無いのなら地区拠点に行きます!と押し込んだ。


電話で上司と二回ほど報連相して1時間後に別車を用意すると言う。

ありがとうとお礼を言って安心させて狡智クレイマーは情報を取る。

Tレンタカーはお客様お荷物のお手伝はしないようにと教育されているの?

壊したりでクレームつけられても困るよねーーと笑顔でお話しする。

車はどこから来るの?

空港近くの基地が忙しく洗車場のようになっていて、そこから来ます。

そうなんだーーごめんね、忙しい中にね

一時間以上遅れて返却されて車を急いで洗車しますのでご迷惑かけます。

いいよーー急いでいないからーー車はなんですか?

ビッツです!

ここで全てが合点である。これ以上の情報収集は必要としない。

後は帰宅してANA web代理店へ予約メール文の確認である。

勿論、喫煙車予約はしていなかった。

Tレンタカーはレクサスレベルしか大事にしていないのかも?

無事帰宅したので嫌味を添えて御礼申し上げます。