half36

リタイアゴルファーが思い付きました

触らぬ祟り

夫婦二人でゴルフをしていても6インチはしない。

カッコつけるワケではないが在るが儘ノータッチである。

競技では当たり前の事だが、

エンジョイゴルファーの妻がボールに触らないのは珍しいと思う。

同伴狡六もいるので見るな!

6インチリプレースするの気にするな!見るな!

プリファードライでは躊躇なく泥落しをしなさいと教えている。

しかし、触る事に抵抗があるようだ。

カート道にスタンスが掛かるような場合でも躊躇している。

それは怪我に繋がる事になると叱り、

強制的に動かさせているが遠慮するように近くにドロップしている。

アンプレなら2クラブ、ノーペナ1クラブと覚えなさい。

スタンスが取れる所からドライバーの長さであり、

ズルとか権利ではなく踏み切り順守みたいなものだと言っている。

勿論、自分もそうしているのだが、

今回、それがアダになってしまいチョイと考えてしまった。

最終日のフェニックスゴールドでのことだが、

パーバーディパーと調子良くスタートしていってロングホールに来た。

ヨシ!イーグルかバーディだとスケベ心満杯でドライバーを振った。

スケベ急ぎで右目に出てFW右のラフ樹近くに行ってしまった。

シマッタ!でボールソバに行ってみると、

幸いスイングに影響もなく220Y程にベストポジションである。

クリークでフルショットした!

突然!何かが左上唇に当たった。

右の林でボールが木の葉に擦る音がした。

唾を吐き出してみると薄っすらと血が滲んでいた。

ボールの下に枝があったのだろう!

ティフトン芝だから地面と表面に隙間があるので見えなかった。

触らぬ祟りだろうか?

狡六していればこんな事は避けられたかも?ーー逡巡して、

必ずゴーグル的効用もあるサングラス活用を心掛ける事にした。

FWではなければこんな樹下受難も有るぞの教えだろうか?


カオキオでは枝にいた猿の可愛い仕草が見られたが、

フェニックスだけに枝の下では昇華できないのかもしれない。