half36

リタイアゴルファーが思い付きました

留守宅

昨朝、娘からメールがあった。

札幌は1メートルの大雪でだと言うのだ。

この時期の旅行の心配事はそれである。

大学林を背負った我が家は小さな沢の閑静な場所にある。

夜は札幌の夜景が綺麗な住宅街である。

朝夕に森の野鳥が向日葵のタネを求めてベランダにやってくる。

狐や蝦夷栗鼠は勿論だが冬には大きなオス鹿も来る事もある。

夏は涼しく、これ程の住宅はないだろうといつも思う。

雪も森から流れる様に降り、

眼下にみえる札幌の空に白いモノが行く美しさもある。

大雪になったり小雪だったりを楽しめる。

整備も札幌市の肝いり住宅地なので少量降雪でもラッセル車が入る。

しかし、これが冬の旅行の仇となる。


雪が降ると毎晩ラッセル車が入るので、

車道とカーポートの間の歩道に雪が寄せられて行く。

毎朝、ママダンプと呼ばれる大きなスコップ型のモノで除雪していた。

また、冬でも餌を求めてベランダの餌台に野鳥がやってくる、

妻と手分けして1階と2階のベランダ雪を庭に放り投げる。

これも雪が止んでからなので青い空に投げ入れる楽しさもある。

雪掻きというものは雪が硬くなる前にしなければならないもので、

二日も続いてしまうと楽しさは苦役に変わり嫌になる。

これが旅行の中に起こる事を想像してください。

帰宅後に何日か積もった素性の分からぬ硬い雪を、

老夫婦二人で除雪しなければならないのである。

歩道にには2メートルの雪の氷壁があり、

一階と二階のベランダには硬い山となった雪があるのである。


毎年、兼ちゃん先生からパタヤゴルフの誘いがある。

これを理由に二の足を踏むのだが、

今回は兼ちゃん先生アシストで雪掻き引き受け人を探した。

それも旧来の親しい人にお願いできた。

娘に返信メールした。

「娘よ、心配するな!パパママは元気だ、雪掻きは毎日入る!」