お稲荷様?
三ヶ日が抜けて四五六と雪掻きをしている。
大雪にならぬほどの降雪だが、
七八センチ降っては止むを繰り返す天気なのだ。
雪は綿アメのような軽さで、
大きな雪の結晶がキラキラと落ちて来る。
年末雪は業を感じさせるような苦難雪だったが、
年明けのソレは遊びや見る楽しみを感じさせる程である。
昨日の妻は一二階のベランダで雪払いような遊びをしていた。
今朝も同じ様に降っていた。
カーポートを済ませて、
一階ベランダを終わらせて、
二階ベランダと庭への木階段の雪掻きで妙な事に気が付いた。
最下階段から二階ベランダへの足跡と、
同じく庭内の黒松への足跡が有るのだ。
昨日最後に雪掻き遊びをしていた妻の仕業とも思ったが、
どうやら昨夜、裏山狐がベランダまで遊びに来たらしい。
カーテン越しにリビングを覗いたのかも知れない。
キラキラ光る雪上に眼を凝らして来た道を探してみた。
裏山との一番低い境目から庭に入り、
黒松の窪みを通り棲家に帰ったらしい。
裏山育ちのチビッコ野鳥と小鴉には向日葵餌台を設けているが、
お稲荷様への鳥居も用意すべきでしょうか?
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