ケプカはジャック
全米オープンはゲーリー・ウッドランドが優勝した。
初日トップはジャスティン・ローズだったが、
二日目からウッドランドが来始めて、
三日目にはケプカも優勝レースに入ってきた。
贔屓のマキロイやジョンソンも絡みつつあったが、
怖い存在としてはブルックス・ケプカだった。
全米プロ二連覇して…メジャー4勝の実力者である
全米オープン二連覇もフロックではない事は誰もが認めている。
三連覇のチカラはあるから本命と言わざるを得ないが、
強いのは認めるけど…勝って欲しくない…
全米プロではブーイングが飛んだ…
だが、そのブーイングが最終ホールでは歓声に変える。
世に判官贔屓というのもあるが…強いからこそ人気が出る。
そんな事を考えていて、
ジャック・ニクラスがそうだった事を思い出した。
スポーツ界用語で言う…
ベビーフェースとヒールで人気が出て、
誰もが認める実力派になる。
強くて綺麗で格好いいアーノルド・パーマーさんがベビーフェース、
太くて大きくて強く眼光鋭いジャック・二クラスがヒールだった。
アーニーズアーミーをも敵に回して帝王と呼ばれるジャックが出来た。
ブルックス・ケプカは強い!
今、偶々強いのではなく…スイングもテクニックも本物である。
PGAツアーデビューせずにヨーロピアンツアーデビューである。
解説の佐渡さんは環境を含めて説明していた。
現在、ワールドランキング1位の29歳。
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