そのコースはウォーキングストリートを目指してシーサイドロードを進み、

ソドムとゴモラ的歓楽街の白昼廃墟を見物出来る丘を登るエリアで、

かっては高級ホテル街だったサウスパタヤにある。

宿泊者用として或るホテル敷地内に併設されたコースなのだ。

平日週末祝祭日入場４２０バーツとレンタルクラブカートは１００バーツ。

私達はウェッジ二本とパターをタオル巻きで来てカートを一台借りた。

カートは縦長で幅狭く出来ていて…使うに不便だったが…初めてだけに面白い。

決まり事のように男性用女性ティグランドはあるが、

何処から打ってもマナー違反もなく好きにして下さい感覚なのである。

それでも初めてだからと前組尊重とルール尊守していたが、

どうやら何処から始めても空きを見極めてプレーするのが良いらしく、

何ホール回っても良いですよ！いつ休憩しても良いです！…こんな気楽感である。

ただ…真横からは飛んで来ないが…斜め右左からボールが飛んで来る事もあり、

油断出来ない緊張感もあるが…全体にユルイ感覚でプレーが出来る面白さがある。

前組だった日本人四人組はスコアーをきっちり記入していた…

それもグリーンの上で…そんな時はホール飛ばしをして…横移動する。

不思議に腹も立たない…日本人は面白い…真横シャンクが上手だった。

待ち時間途中…次回からギャップウェッジ１本とパターだけでと決めた。

パットとアプローチやバンカー練習には最高のコースである。

２７ホールとシンハー三本と休憩二回を充分楽しんだ。

追伸…４２０バーツ入場とカート借りでミネラルウォーターそれぞれ１本である。