模範的な引退ジィさんとして…毎朝、ゴミ出しをしている。

ゴミステーションに行く途中で…或るチェックをする。

蛇である…

蛇が好きではなく…寧ろ嫌いである。

しかし…毎朝、いるかな？…と土留めブロックの水抜き穴をチラリ見をしていると、

居ると…三折れで頭を穴向うに向けているなぁ…カラダを温めいるなぁ…

居ないなぁ…では…どうしたかなぁと思う…妙な付き合いである。

ゴミステーションの往復チェック蛇と同じだと確信はないが…

最初の出会いは１０センチほどの幼蛇が我庭で揚羽蝶との闘っているのを目撃したのである。

揚羽は上から下降して、揶揄うようにしていた…幼蛇は頭を持ち上げて赤い舌をペロペロさせて対抗している。

そんな風に戦うんだ！感覚で見ていたが…庭レイキで引っ掛け乗せて隣の空き地に投げ捨てた。

再会は道路側我庭土留めブロックの水抜き穴から顔を出して居眠りしている姿である。

近所の子供が目撃して大騒ぎしていた…妙な蛮勇を出して子供が噛まれては困る。

全ての水抜き穴に出られぬように網の三角錐と蛇忌避剤で塞いだ…

後日、その蛇が何処か抜け道から出て蔓薔薇のブロックをクネクネ上がりをして

存在を誇示するかのように庭横断して松枝から顔を出し遊びをして行ってしまった。

三度の目の出会いは何処かに行ったかなぁ？と思っていたらのゴミステーション往復である。

今朝は燃えるゴミ曜日、庭仕事で出た燃えるゴミも持って行こうと、

庭に出て蛇と四度目の出会いをした…不意の出会いにギョッとしてしまったが、

よく観ると頭が無い！内臓が喰われているようである…無数の突かれたような傷もある。

どうやらカラスの仕業のようだ…我家森育ちのカラス報告だろうか？

家事中の妻に見せて…蛇の遺体を別包みにして黄色い燃えるゴミ袋に入れた。

困るけど…可哀想な気もする…子育てカラスも生きている…

今日は蛇火葬になった。