二月のパタヤゴルフでこんな事があった。

そこはタイトで混雑する或るゴルフ場のことである。

その日はそこの支配人と兼ちゃん先生と同伴だった。

兼ちゃんは英語もタイ語も堪能なので、

キャディさんや支配人とラウンド中に話題をとっている。

英語ペラ支配人が私達にも解る様にの気遣い英語で、

「昨日、このホールで日本人が死んだ」と言う。

前回のラウンドで、

或人が左前方１００Y程にある隣のティグランドに撃ち込んだだけに、

エッ！と事の真相に聞き耳を立てた。

(土曜日、そこのバンカーで日本人が死んだ

(うっと！打ってばたりと倒れた)

兼ちゃん先生の和訳で知ったが、

暑い日だったらしく、

その日本人たちはビールを飲みながらのプレーで

心臓発作での即死だったらしい。

聞いて考え込んだ。

打ち込んで怪我や人殺しも困るが同伴競技者は困らない。

しかし、自分勝手なプレースタイルは迷惑をかける。

死ぬ人は自分勝手に死んだだけだが、

家族も遺灰か遺体で帰るを嘆き悲しむだけである。

一緒に行った友達も嘆き悲しむが、

家族に怨みを持たれて、

自分の楽しみを棄てる事になる。

旅行友達は選ばなければならないなぁーーー