魑魅魍魎は暗がりで…
ナックルアに面した櫛比の商店街は閉鎖されている。
画全体をトタン塀が覆い…どこにどう在ったか?
仕立屋、マッサージ屋、バー、旅行トランク、
飲食店などが、小さな間口で店舗を張っていた。
全てが何処に移転したか廃業したか?なのだが、
ドイツレストラン「P」探しをしているうちに、
あの店はココに…あそこにと全容が見えてきた。
櫛比店舗の移転交渉は難しく、
契約満了と期間契約中が表れている。
移転でアノ店はこんな店だった!あれがコレ!と驚いた。
暗がりにあったプールバーorショーバーが街灯前に出てきた。
なんとなく店前寄りには歩かずにいたバーである。
街灯直下に照明が当たり、どんな人が働いていたのか?、
どんな店だったのか見えてしまった。
異常に短いスカート、粉で塗り合わせたメイクの人達である。
昔見た映画で見たおカマ女郎の仕草と嬌声、
眼光鋭い怪しげな男女不明の痩せこけた年寄りばかりである。
この世のモノとは思えない魑魅魍魎の世界。
そんなバーを二軒通り過ぎて馴染みの中華やタイ料理店がある。
明るい所では見たくない!暗くなってからは通りたくない。
魘される疲れ果ててきた。
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