half36

リタイアゴルファーが思い付きました

魑魅魍魎は暗がりで…

ナックルアに面した櫛比の商店街は閉鎖されている。

画全体をトタン塀が覆い…どこにどう在ったか?

仕立屋、マッサージ屋、バー、旅行トランク、

飲食店などが、小さな間口で店舗を張っていた。


全てが何処に移転したか廃業したか?なのだが、

ドイツレストラン「P」探しをしているうちに、

あの店はココに…あそこにと全容が見えてきた。


櫛比店舗の移転交渉は難しく、

契約満了と期間契約中が表れている。

移転でアノ店はこんな店だった!あれがコレ!と驚いた。

暗がりにあったプールバーorショーバーが街灯前に出てきた。

なんとなく店前寄りには歩かずにいたバーである。

街灯直下に照明が当たり、どんな人が働いていたのか?、

どんな店だったのか見えてしまった。


異常に短いスカート、粉で塗り合わせたメイクの人達である。

昔見た映画で見たおカマ女郎の仕草と嬌声、

眼光鋭い怪しげな男女不明の痩せこけた年寄りばかりである。

この世のモノとは思えない魑魅魍魎の世界。


そんなバーを二軒通り過ぎて馴染みの中華やタイ料理店がある。

明るい所では見たくない!暗くなってからは通りたくない。

魘される疲れ果ててきた。